『「コーチング脳」の作り方』の概要共有

第一部:「コーチング」の背景にある考え方を理解する

未来は望んだ通りになるという考え方を選択する

理由:未来は望んだ通りになるかはわかりません、なるかもしれないし、ならないかもしれない。ただ、どういう考え方を選択するかは自由。「未来は望んだ通りにならない」という考え方を選択しても良いし、「未来は望んだ通りになる」という考え方を選んでも良い。であれば、「未来は望んだ通りになる」を選ぼうというもの。「未来は望んだ通りにならない」という考え方を選ぶと、そもそも自分が何を望んでいるのかを考えなくなる。「未来は望んだ通りになる」という考え方の場合、自分が望んでいることを真剣に考えるようになる。望みがわかると、そのためにどう動くかということなども具体的に考えられるようになるので、実現する可能性も高くなる。つまり、幸せにになりやすい考え方と言えるから。

今の延長線上の未来と、心から望んでいる未来の2つがあり、心から望んでいる未来に近づくためのサポートを行う

隠された目的(目的論と原因論)を理解する

あなたが変えたいと思う行動は?
その行動の隠された目的は?
本当は目的にしたいのは何?
そのためにとれる行動は?

過去の感情が動いたエピソードの中に自己理解につながるものがある
感情を伴うエピソードの中に「価値観」がある、エピソードからエッセンスを探す

バンド→仲間と、独自の、新しいものを創る、みんなに聞いてもらう、非現実的な場ができる

「GROWモデルの質問」

Goal:ゴール
具体的には?他には?どんなイメージかもう少し教えてください、まとめるとどうなりますか?もう少し教えてください、何のため?

Reality:現状
できてること、小さなことでも、他には?例えばどういうことですか?

Option:選択肢
ゴールに近づくためにはどんなことができそうですか?ほかには?あなた以外の人ならどんなアプローチをする可能性がありますか?ここまで言ってみてどう感じますか?

Will:意思決定
どのやりかたでいきますか?それをやるとどうなりそうですか?どうしますか?

↑この新しい行動はうまくいかないこともある、それも織り込み済みにしておくと良い
行動を観察して、直線ではなく曲線で成功に近づく

コーチングはコーチとクライアントの対話ではなくクライアント自分自身との対話、即答できなくて良い

「全体論」個人の中に矛盾や葛藤は無いという考え方、恐怖心などのブレーキも自分を守るためのものなので、そのブレーキの背景を理解することで前に進めるようになる。認知(考え方)次第で生きやすくも生きにくくもなる。イライラ、やる気ないなどのブレーキを知るためのワーク

ブレーキを感じたのはいつ?

どんなブレーキでしたか?感情や行動を教えてください

そのブレーキの目的はなんでしょうか?
嫌われないため。傷つかないため。休息するため。ほかにやりたいことがあるため。など

あなたの本当の目的は?

ブレーキにどのように助けてもらえたら良い?

第二部:コーチがつくる関係と基本的なスキル

コーチングの目的は

「ウェルビーイング(幸福)を実現するため、クライアントが自立し、その可能性が最大に発揮されるよう、成長していくこと」ウェルビーイング=精神的、身体的、社会的に良好な状態

なので、これを促進する関わりがコーチングと言える

安心安全

コーチとクライアントはチーム、パフォーマンスと創造性を上げるためにリスクを取れる安心安全の場である必要がある。無知、無能、ネガ、邪魔と思われる可能性のある行動を取っても大丈夫だと思えることが大切。どんなことでもコーチが面白がり、受け入れる。

心理面での目標は

・私には能力がある
・人々は仲間である

という意識を持てる関わりをする。→これってできてる?

マインドフルネス

究極はクライアントが本当に望んでいることを知りたい、その実現のためにできそうなことを知りたいという気持ち=関心だけで良い。5感を使って今この瞬間のクライアントに集中する。

映画を観ているように、リラックスしてるけど、真剣にストーリーを理解しようとしている状態に近い。

コーチとクライアントの役割

クライアントは自分のことは自分でできる存在、唯一無二の価値ある存在、クライアントの行動や軌道修正のサポートはするが、クライアントの代わりに考えることはコーチの仕事ではない。→課題の分離

課題に取り組む責任があるのはクライアントで、コーチはクライアントが課題に取り組み、成果を出せるようにサポートする。問いかけを続ける。

守秘義務と二重関係の回避

変えようとするな、知ろうとせよ

楽しくて夢中、ドーパミンが出てる時のこと、その時は多少の失敗も気にならない

本来あるはずの実現傾向が周囲の人の要求によって邪魔される、実現傾向を取り戻すための関わり

・無条件の需要→the courageフォローアップでも成功例あり
・正確な理解と共感→表面的な同調とは違う
・自己一致した他者との出会い→ジュンさんとの出会いがそうだった

傾聴

リラックスして相手の温度感を感じ、合わせながら、スピード・リズムに合わせてリアクション

相手の沈黙は無意識へのアプローチの時間なので大切に

確認の方法

具体化:~っていうのは?どういうこと?例えば?
網羅:ほかには?全部言えた?
目的:どうして?何のため?
反芻:言ってみてどう?
抽象化:つまり?まとめると?
肯定系:~の代わりに何?~でなく何?

勇気

まずはコーチが自分軸で自分の人生に取り組む、そしてクライアントが自己実現できると信じて、すでにできていることに着目する→勇気付けになる
クライアントの夢を熱心に聴く、聴いていて気付いた素晴らしさをフィードバックする、実現方法を考え今からできることを探そうとする、行動をとったら一緒に喜ぶ、思う結果が出なくてもそこから学び次の行動に促す、成長点もフィードバック

お互いの人生を生き、応援し合う仲間同士である

コーチングの骨格

セッション時間の使い方

①問題にこちらから深入りしない
②良い状態で理想を引き出す→問題解決後の話ではなく理想を
リラックスして少し明るく、夢のよう話でも良いので実現したいことを語ってもらう
「今の状態がどうなることを望んでいますか?」→「その先であなたが本当に望んでることは何ですか?」
③現実的なゴールと新しい行動を具体的に決めてもらう→GROWモデル
「では、まずどうなることを目指すのが良いですか?」
④新しい行動をとれるよう勇気づける→できてることへの着目、チャンクダウン
「ゴールに向けてすでにできていることは何ですか?」「ゴールと現状のギャップは?」「ゴールに向けて何ができますか?他には?」「具体的にはまず何からはじめますか?」
⑤(必要なら)障害対策のプランを用意する
「ゴールに向かう途中で起こりそうな障害は?」「その障害が起こった場合には、どのような対応をすれば良いですか?」

振り返りとして「実際に何をしましたか?」「それにより何が起こりましたか?」「次にどんな行動を起こしますか?」

観察!!

話を聴く時に勇気のスケーリングを使い、どんな話をしてる時、どんなふうに聴いてもらう時にエネルギーが上がったり下がったりするか観察する。クライアントが良い状態だと未来を描けるし行動にも移しやすい。→(伊地知、この観察をやる)

クライアントの話は報告か探索かを観察

スキルよりも大切なこと
「あなたといると自分が好きになる」「何でもできるような気持ちになる」と言われるような関わりを探求する。

「この人らしさは何か」「この人が求めてるものは何か」「この人が自分らしく生きるのに役立つものは何か」「この人にできることは何か」など関心を持ち続ける

問題の原因を見つけ出して取り除くのは機械には向いてるけど人間には向いてない理由3つ
原因特定はしにくい
気分が悪くなる
原因を取り除いても本当の願いが叶うとは限らない

メモ:何を大切にしたいのか。どうなりたいのか。それに気づいたら、今ここでもできることがある。逆に言えば、いまどんな場所にいるとしても、そこからスタートして、どんな自分にでもなれる。

第三部:コーチとして成長していくために

フィードバック

クライアントからフィードバックをもらう
・コーチング前後で何が変わりました?
・コーチのどのような関わりが役に立ちましたか?
・コーチの関わりに関して、どのようなリクエストがありますか?

他のコーチからのフィードバック

仲間のコーチとのディスカッション

自分でのフィードバック→この時、良い点、うまくできていることを安定して再現できるようにする

時間の使い方研究

伊地知メモ:語学コーチングにおけるテーマって何なんだろう?

クライアントの持ち込むテーマの本当の背景を考える「転職したい」であれば、それはなぜ?
本当の目的に沿ったテーマについて、どういう状態になったら良いかを先に確認する

コーチの自己基盤を整える、コーチはいつもより自分らしく、そう動いている人が横で伴走することがコーチング(伊地知:コーチが中国語を学び続ける意味はここにある)

共同体感覚、ありのままの自分に居場所があり、自分には価値があり、皆話せば分かり合えるし協力し合える、自分は貢献できるし、今もしている、こうした気持ちを高められる行動をとってみる

コーチ自身の基盤を整える

自己基盤の整ったコーチであることで他者に勇気を与えられる

生涯現役であり、何かを成し遂げた人が教えるということではない

不完全である勇気→いつまでも理想に向かう 完全は勇気を挫く

潜在力を発揮するために

リソースフルでいるために、身体(姿勢、表情、呼吸、動作など)、言葉(発する言葉、思考で使う言葉)、焦点(意識、五感を何に向けているか)これらを変えながらベストの状態を探る

徹底して今起こっていることを観察するマインドフルネス、セッションの逐語文字起こしで今に集中していないこともわかったりする、コーチが思い込みを捨ててはじめてクライアントもそれができる

五感か